天領盃 辛口本醸造生原酒
新潟県/天領盃酒造/720ML 1430円 1.8L 2585円※税込み
コロナの影響もあり令和4年10月末に久しぶりに伺った天領盃酒造。
前回お伺いしたのが2019年8月でしたが、まるで別の蔵と進化していました。
醸造設備はもちろん動線、そしてハンドメイド的な器具、そして他の蔵では見たこともない試作品の醸造設備。
理論的な細かい作業の徹底ぶりには驚かされました。
蔵の跡継ぎでもなくM&Aで酒造りを始めた加登仙一社長の圧倒的なモチベーションも健在です。
今年の大きな設備投資は麹室です。今まで無かったのです。本当の酒造りは今期からと意気込みを感じました。
加登社長が上層したてのお酒を利きじょこで持ってきてくれました。
それが今回発売した『天領盃 辛口本醸造生原酒 』です。
ほのかな白ブドウ系の香りをまとった無駄な甘さが無く
アルコール度数18.7度のアル添酒らしい飲み応えのある大辛口酒です。
雅楽代をイメージして買われると違うタイプなのでご注意下さい。
アルコールが気になる方は少し加水してお飲み下さい。
アルコール度数18.7度なので100MLに対して約25ML加水すると15度となります。
【天領盃酒造 加登仙一社長の簡単な説明】
平成30年の夏前の独りブラック営業中に1人の若き経営者は現れた。
ツイッターでも蔵元レベル1と公言する加登仙一氏は1993生まれの25才でおそらく全国最年少蔵元社長。
品のある顔だちのクールなイケメンの口から『蔵を買ったので今期より酒造りに入ります』Σ(・□・;)
外見と会話内容のギャップに二日酔から醒めたのを記憶しています(笑)
大学時代の留学中にブレイクダンス仲間が自国の文化を自慢している中で自分が無知で日本を知らない事にショックを受けました。
帰国後に日本文化を勉強し興味を持ったのが日本酒だったとの事です。しかも蔵人ではなく味、経営に決定権のある蔵元杜氏に…
大学卒業後に証券会社に勤め、チャンス到来で蔵元買収に至ったとの事です。
クールでイケメンの外見からは想像できない行動力には頭が下がります。